介護保険における住宅改修の工程管理認定制度

介護保険における住宅改修の工程管理認定制度の導入の背景

介護保険制度における住宅改修は、高齢者等の要介護者及び要支援者がその心身機能や生活状況に合わせた適切な住環境の整備の観点から重要な役割を担っていますが、住宅改修を行う事業者については都道府県等による指定の仕組みがなく、事業者ごとに業務の実施状況にばらつきが見られます。

今後、都市部を中心にさらなる高齢化が進むことが予想され、国が目指す「地域包括ケアシステム」においても、高齢者の状態に対応した「住まい」の確保が求められることから、住宅改修サービスの質の確保が急がれています。

介護保険における住宅改修の工程管理認定制度の概要

  1. 実施主体 一般社団法人 シルバーサービス振興会
  2. 認定主体 介護保険における住宅改修の工程の管理体制を構築している事業者
  3. 認定単位 事業者が構築した工程の管理体制に沿って、介護保険における住宅改修を実施している事業所
  4. 認定の対象 介護保険における住宅改修の工程の管理について、一定の基準への適合状況を認定します。
  5. 認定 専門家からなる認定委員会で認定の可否を審査し、認定します。(認定は、4月・8月・12月の年3回)
  6. 有効期間 2年間

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