1.老人保健健康増進等事業
介護職員の介護技術向上に資する取組の実態に関する調査研究事業
1.介護職員の介護技術向上にむけた取組実態に関するアンケート調査
本事業では、介護職員の介護技術向上にむけた取組についての実態を調査し、介護職員に対する介護技術の指導や評価(介護職員に対するOJT)に取り組んでいる介護事業所と、取組ができていない事業所においての取組実態、体制、対象とする利用者の状態を含めたケアの実態、職員の意識等につき比較分析を行い、介護技術向上にむけた取組がもたらす事項につき、検証を行なった。
調査対象:介護キャリア段位制度のアセッサーが1名以上所属する全国介護老人福祉施設、介護老人保健施設、訪問介護サービスを対象に、1事業所あたり階層別(事業所調査、指導者調査、介護職員調査)の調査を実施。OJT取組事業所群と未取組事業所群の比較分析を行い、介護技術向上にむけた取組がもたらす事項につき、検証を行った。
2.介護技術向上に関するデータ分析
介護キャリア段位におけるレベル認定への取組のプロセスである「期首評価」及び「期末評価」のデータを用いて、介護キャリア段位のおける介護技術の評価の取組が、介護技術向上として介護事業所に対してどのようなことをもたらしているのか、また、全国に展開している介護キャリア段位制度が、全国の介護事業所に対して3年にわたってどのようなことをもたらしたか、その影響や効果について検証することを目的にデータ分析を行った。
また、合わせてOJTとして重点すべき介護技術の分析を行い、それらの介護技術に対するOJTの標準的な時間を示すとともに、事業所評価指標となり得るOJT項目について明らかにすることで、介護事業所の効果的・効率的なOJT実施が推進されることを目的にデータ分析を行った。
介護職員の介護技術向上に資する取組の実態に関する調査研究 事業報告書
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