調査研究事業 平成28年度 調査研究事業

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1.老人保健健康増進等事業

住宅改修における価格の見える化に関するモデル事業

介護保険の下で提供される住宅改修(以下「住宅改修」という。)は、福祉用具の活用等とともに、在宅高齢者の居住環境整備を図るためのサービスであり、介護保険の基本理念である「高齢者の自立」の観点からも極めて重要なサービスである。
しかしながら、他の給付対象サービスのように事業者指定制となっていないことから、指定基準等の事業者への指導根拠がなく、住宅改修事業者の管理や、提供されるサービスの質の確保が課題となっている。当会が行った過去の調査研究において、一部の市区町村では、住宅改修事業者の登録制を導入する等独自の対応策を実施しているところもあったが少数にとどまっている。また、介護保険の担当部署に住宅改修に対する専門職が配置されていないなどの理由もあって、事業者に対する指導が難しいことが指摘されている。そして、各保険者における住宅改修の実態に関する資料や、事例等についても全国的なデータが不足しているのが現状である。
このため、本事業では、「高齢者の自立」の観点から効果的な住宅改修事例について、利用者の状態像に応じた工事内容、使用部材、費用等の情報を、保険者の担当者、住宅改修事業者、利用者等がWebサイト上で共有できるようなシステムを構築し見える化していくことを想定した場合、どのようなシステムがその有用性・有効性をより発揮することができるか検証することを目的として実施する。

住宅改修における価格の見える化に関するモデル事業 調査結果報告書

目次

表紙 (PDF:76.6KB)
はじめに (PDF:143KB)
Ⅰ.  事業概要 (PDF:134KB)
Ⅱ.  事業の背景 (PDF:824KB)
Ⅲ.  調査の目的および方法 (PDF:117KB)
Ⅳ.  調査結果 (PDF:1.26MB)
Ⅴ.  考察および結論 (PDF:199KB)
Ⅵ.  介護保険適用の住宅改修工事事例情報公開システム  概要書 (PDF:8.03MB)
資料編 (PDF:470KB)

全体 (PDF:10.4MB)
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