6.健康長寿のまち推進センターの運営
健康長寿のまち推進センターでは、厚生労働省の推進する「健康長寿のまちづくり」の理念に基づいたまちづくりを全国各地で実現するために、国や地方公共団体、民間事業者などとネットワークを結び、次のような業務を行ってまちづくり活動の支援をしています。
健康長寿のまち推進センター業務内容
健康長寿のまち推進センターでは、厚生労働省の推進する「健康長寿のまちづくり」を実現するため、次のような支援業務を行っています。
基本計画・面的施設整備計画等策定業務
高齢化社会に対応したまちづくりに取り組む市町村などに、これまでに蓄積されたさまざまなノウハウを生かした支援を行っています。計画策定だけでなく、その後の相談や情報提供などのフォローアップを行っています。
[さらに詳しく見る] まちづくり基本計画等策定業務一覧
調査研究業務
効果的な地域ネットワークの形成や中心市街地の活性化など、地域の基盤整備の支援をはじめ、地域に密着したサービスや介護予防の拠点、地域包括支援センターなどの整備と機能連携など、今後のまちづくり事業の推進に必要な調査研究を行っています。
また、会員企業の関心の高いテーマを設定した分科会(WACコミュニケ)を通じて、まちづくりに関する業種を超えた意見交換や研修などを行っています。
健康長寿まちづくりとは

厚生労働省の推進する「健康長寿のまちづくり」は、本格的な高齢化社会に向けて、地域住民の誰もが健康で生きがいを持ち、安心して暮らせるまちをつくりあげていくために、地方公共団体がそれぞれの特性に応じて、老後の健康や福祉をはじめとする高齢化に対応するために総合的な整備を図ることを目指したものです。
民間活力を導入するため、1989年には「民間事業による老後の保健及び福祉のための総合施設の整備の促進に関する法律」・「地域における公的介護施設等の計画的な整備等の促進に関する法律(平17法25・改称)」が施行され、総合施設として全国5カ所に「特定民間施設」が整備されています。
- 奈良ニッセイエデンの園(奈良県北葛城郡)
- 松戸ニッセイエデンの園(千葉県松戸市)
- 豊田ほっとかん(愛知県豊田市)
- 中間ウェルパークヒルズ(福岡県中間市)
- 宝塚エデンの園(兵庫県宝塚市)