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2.社会福祉推進事業

介護技能実習評価試験の効率的な実施に関する調査研究

   介護職種の技能移転においては、利用者の状態像に応じて、適切な介護を提供することが求められることから、介護技能実習評価試験では、試験評価者が実習実施者(事業所・施設等)に赴き、受検者(技能実習生)の実際の介護行為を現認しながら評価を行うこととされている。試験実施にあたっては、利用者の同意、関係者の理解や協力のもと、現場の業務に支障をきたさないよう配慮が重要である。また、受検者の在留資格の期限を踏まえつつ、「受検者」、「技能実習指導員」、「試験評価者」をはじめ、「監理団体」「実習実施者」等の関係者間の調整も重要となる。多くの関係者間の調整を要し、適正かつ円滑に試験を実施するためには、受検申請から合否通知までの手続きの迅速化・効率化、生産性の高い事務処理の仕組みを検討する必要がある。
   さらに、介護技能実習評価試験の評価にあたっては、介護現場での専門性に基づいた介護行為の「現認」が求められており、試験評価者は自身の専門的な知識・スキルは当然のことながら、第三者が行う介護行為を公平・公正に評価する専門性が不可欠である。今般の新型コロナウイルス感染症拡大による接触の軽減、移動の制限等を踏まえ、試験評価者が受検者及び利用者から離れた場所からオンラインで評価を行う等の新たな評価手法、またその実施可能性についてもあわせて検討を行うこととした。


介護技能実習評価試験の効率的な実施に関する調査研究 事業報告書

目次

表紙 (PDF:198KB)
はじめに・目次 (PDF:872KB)
第1章 調査研究概要 (PDF:908KB)
第2章 調査1:試験にかかる諸手続きの効率化の検討及び検証 (PDF:1,434KB)
第3章 調査2:オンライン評価の検討及び検証(前半) (PDF:7,387KB)
第3章 調査2:オンライン評価の検討及び検証(後半) (PDF:6,946KB)
第4章 介護技能実習評価試験の効率的な実施について (PDF:673KB)
参考資料 (PDF:5,565KB)

全体版 (PDF:21,227KB)

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