調査研究事業 平成29年度 調査研究事業

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1.老人保健健康増進等事業

OJTを通じた介護職員の人材育成に関する調査研究

介護サービス現場における介護職員のOJTの重要性が指摘される一方で、実際には事業所・施設においてバラバラな取り組みとなっているのが現状である。
当会が実施した先行調査結果では、OJTを人材育成マネジメントにおけるPDCAプロセスに基づき標準化し、これを組織的、継続的に取り組んでいる事業所においては、介護技術のスキルの向上やキャリアパスに活かされていることが明らかになった。
そこで本事業では、こうした効果的な介護技術OJTをさらに質の向上につなげ、これを横展開していくために、単なる技術指導ではなく、組織体制、研修体系、人事管理等の観点からも必要な要素を検討するとともに、介護職OJTを通じた人材育成マネジメントの標準化のための支援体制を構築するための方策を検討した。
検討に際しては、介護キャリア段位制度は、厚生労働省の「介護職員資質向上促進事業」の一環として、標準化された介護技術の評価基準、評価手順を用いての評価・指導の実績の蓄積とともに、介護技術OJTツールとして高い評価を得てきていること、この中核をなすアセッサー(評価者)の養成が2万人に達する見込みであることを踏まえ、これらの実績を参考としながら、介護職員OJTを通じた人材育成マネジメントの標準化のための支援に効果的に活用するための支援方策についての検討も行った。

OJTを通じた介護職員の人材育成に関する調査研究 事業報告書

目次

表紙 (PDF:74KB)
はじめに (PDF:166KB)
目次 (PDF:97KB)
調査研究概要 (PDF:252KB)
第1章 介護分野の人材育成におけるOJTの重要性 (PDF:710KB)
第2章 OJTを通じた実践的スキル習得のためシステム検討 -取組事例より- (PDF:912KB)
第3章 OJTを通じた人材育成マネジメント標準化に向けた支援方策の提案 (PDF:4.29MB)
本事業における検討結果と今後に向けた課題 (PDF:271KB)

全体 (PDF:7.23MB)
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