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事業名
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事 業 報 告 |
1.高齢者保健福祉サービス総合展示事業
(第12回シルバーサービス展) |
シルバーサービスに対する認知度を高めるとともに、行政サービスと民間シルバーサービスの連携のあり方について広く啓発を図ることを目的として開催した。内容的には、介護から生活・趣味分野にまで及ぶ多様なサービス・商品展示と「介護保険関連情報コーナー」等のイベントコーナーを設けた展示会と、シンポジウムを開催した。
〔出展規模:141社、294小間、来場者数:50,351人〕 |
| 2.介護保険制度下での居宅介護サービスにおける事業の実態に関する調査研究事業 |
昨年度実施した同調査の成果 をベースに介護保険制度初年度の事業実態について、財務分析を含めたより詳細な調査・分析を行うとともに、制度2年目の事業運営上の課題や、民間事業者が初年度の経験をどのように生かして事業運営に取り組んでいるかを明らかにした。 |
| 3.健康長寿のまちづくり事業の中心市街地における効果
に関する調査研究事業 |
中心市街地における健康長寿のまちづくり事業の効果
についての調査研究を行った。ケーススタディとしてモデル地区を2ヶ所(静岡県磐田市、山口県宇部市)を抽出し、住民へのアンケート調査等を行い、中心市街地を「住みつづけられるまち」としていくことの有効性について、住民の立場から改めて検証し新しい要綱案について評価した。また、広島および大阪において開催されるイベントを活用し、地域住民に対してシルバーサービスおよびまちづくりについての情報提供・広報普及を行った。 |
| 4.介護保険制度下での居宅介護サービス事業者の事業運営のあり方に関する調査研究事業 |
介護保険制度施行後、民間営利法人の訪問介護サービス事業者の参入が進んでいる中、訪問介護サービスという新しい産業における事業のマネジメントのあり方について、地域の状況に応じた効率的かつ効果
的な人員配置や労務管理、事業所の適正規模、地域ごとのマーケティング、他業態との提携戦略といった様々な経営課題を抽出し、その整理を行った。 |
| 5.福祉用具供給サービス等の効率的・効果
的提供と事業者の質の確保に関する調査研究事業 |
福祉用具がより身近なものとして活用されるよう、福祉用具におけるコスト構造を把握し、研究開発段階、製造段階、販売・貸与の流通
段階等の各場面でコストダウンを図るための方策を明らかにするとともに、高齢者が自分にあった用具を選択できる情報提供のあり方について研究した。
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| 6.民間在宅サービス提供現場における事故の実態把握と安全対策のあり方に関する調査研究事業 |
介護保険制度が施行され在宅サービスの供給量
が拡大するとともに、現場におけるサービス提供時の事故についても増大が予想されるが、在宅サービスの提供現場における事故実態については、充分に把握されていないのが現状である。本事業では、安全で事故防止上適切なサービス提供に資するために、在宅サービス提供現場において発生した事故事例の取りまとめを行った。
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| 7.介護保険サービス選択のための情報提供のあり方に関する調査研究事業 |
介護保険法において事業者自らの評価が求められ、国でもチェックリスト作成や福祉サービスへの評価の動きがみられ、制度を運営する自治体、サービスを提供する事業者のサービスの質の改善への取組について国民の関心が高まっている。本事業では介護保険サービスを対象として、事業者、事業者団体、行政に対しアンケート調査を実施し、評価事業に意欲的な自治体、事業者にヒアリング調査を行いサービス評価制度に関する現状の実態把握を行った。
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| 8.在宅ケアプラン作成における効率的な手順の標準化に関する調査研究事業 |
介護保険制度運営のキーとなるケアプランについて、その質の向上と作成の効率化をめざし、どのような作成手順が在宅サービスの質の向上に有効かを調査し、作成手順の上での必須事項や実施が望ましい事項を明らかにし、適切な手順をガイドラインとして作成した。
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| 9.在宅介護サービス事業者による利用者への介護保険制度理解のためのモデル事業 |
訪問介護サービス利用者に対し、介護保険のより一層の理解を促進するため、利用者負担額だけでなく保険者の負担や相談等の受付窓口等を記載したモデル帳票「介護サービスご利用のお知らせ」を作成、配布するモデル事業を実施した。
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