シルバーサービス振興会

1．長寿社会福祉事業名	事　業　内　容
1.　各地域におけるシルバーサービス振興組織の機能強化事業	各地域において、在宅福祉等のシルハ゛ーサービスの振興を目的として設立された都道府県レベルの振興組織に対して、シルハ゛ーサービス事業の健全な発展のための先進的振興策及び振興組織の機能強化のための方策に対する支援を行うことにより、均質な振興と連携を図る。
2.　シルバーサービス情報誌発行事業	情報誌「シルバーサービス」の発行を通じ、シルバーサービスの先進事業例の紹介や民間事業者・関連行政の動向等の情報提供を行う。またシルハ゛ーサービスに対する社会全体の認知度の更なる向上・普及促進を目指し、企画内容の刷新を図りつつ独自の情報提供を行う。
3.　健康長寿のまちづくり普及推進モデル調査研究事業	健康長寿のまちづくり事業の普及啓発を図ることを目的として、①まちづくりシンポジウムの開催、②まちづくり先進事例集・ホームページ作成業務、③健康長寿のまちづくり計画策定マニュアル作成業務を実施する。
4.在宅介護サービス事業者の資質向上のあり方に関する調査研究事業	介護保険制度における民間の高齢者介護サービス提供事業者の健全な発展のために、介護サービス従事者の質の向上のあり方について検討するとともに、必要とされるテキスト等についても検討及び作成を行う。
5.ケアプラン策定を支援する総合的シルバーサービス情報提供の研究事業	ケアマネージャーが利用者のケアプランを策定する際に必要なサービス情報の質・範囲及び効果的な提供方法について調査研究を行い、シルバーサービスにおける総合的な情報提供システムを提言する。
（テクノエイド協会交付金事業） 6.　介護支援システム開発研究事業	わが国の民間企業が有する高度な先進技術およびノウハウの活用ならびに大量生産の可能性を視野に入れ、実用的な大型介護機器の研究開発を行う。今年度は継続中の4案件の推進を実施する。

2．老健事業	事　業　内　容
1.　高齢者保健福祉サービス総合展示事業	シルバーサービスに対する認知度を高めるとともに、行政サービスと民間シルハ゛ーサービスの連携のあり方について広く啓発を図ることを目的として開催する。本年度も東京での展示会のほかに地方でも総合展示事業を行い、広くシルハ゛ーサービスの広報普及および需要の喚起を図る。
2．在宅介護サービス事業者の自己評価システム検討事業	介護保険制度では指定居宅サービス事業の基準として、提供者に「サービスの質の自己評価」を求めており、民間の自主的な取組としてサービス提供者の自己評価の具体的手法、その運用方法を検討し、自己評価ツールの作成を試みる。
3．消費者の適正な選択行動を支援する方策に関する調査研究事業	在宅介護サービスにおける消費者の選択行動を支援、保護する観点から、①サービス提供事業者に開示が求められる「情報の内容」及び「表示方法」についての検討と標準フォーマットの作成、②事業者と利用者の間の契約が適正に行われるためのツールの検討、以上を行う。
4．民間シルバーサービス事業者に関する情報基盤整備事業	利用者が自らまたは介護支援専門員を通じて入手する民間シルバーサービス事業者の情報により、事業者を選択することが出来るよう、その情報において必要とされる内容及び基盤整備の手法について検討。今年度はそのデータベースの基本的システムを構築する。
5．介護ショップ等における住宅改修の資質向上のための方策に関する調査研究事業	高齢者向け住宅改修を行うためのアセスメント方法を基に、個別性・地域性に配慮した実践的・包括的な住宅改修関連知識の普及を目指すため、介護ショップ等を対象にした研修カリキュラムを作成し、広く住宅改修のノウハウの普及に努める。
6．高齢者福祉拠点施設の整備及びその機能連携に関する調査研究事業	各地の公民の高齢者福祉拠点施設の中の先進的な事例について、その機能連携、整備手法等について調査研究を行い、これらを分類整理し、既存及び新規の事業運営主体に対して今後の事業展開の参考となる情報提供を行う。
7．高齢者福祉広報普及事業	民間事業者がシルバーサービスへ参入する際の基礎情報を提供するため、最新の内容・統計データ等の資料を掲載したハ゜ンフレットを作成・配布し、シルバーサービスの広報普及・振興、介護保険制度のサービス提供基盤の早急な確立に資する。