事 業 名 |
事 業 の 概 要 |
シルバーサービスの認知及び利用状況調査研究事業 |
全国40歳以上の国民に対し、シルバーサービスの認知状況や実際のサービス利用者に対して利用意向、利用頻度、満足度を調査。利用者の意識ニーズを網羅的に把握した。 |
シルバーサービス事業振興計画策定事業 |
21世紀初頭までのシルバーサービスの供給体制像及び必要な振興策の提示を行った「シルバーサービス振興ビジョン」(平成4〜5年度事業)策定を通
じ、在宅サービスの供給目標量は相当大きく、これを速やかに充足していくためには戦略的な対応が必要であることがわかった。本事業においては、その普及と定着が急務と考えられる在宅シルバーサービス及びこれと適切にリンケージすべき民間保険サービスについて、事業者特性を踏まえたより具体的な振興課題と推進策を検討した。 |
在宅介護サービス事業の事業構造転換の可能性に関する調査研究事業 |
24時間巡回介護モデル事業を通
して、タイムスタディによる介護業務の分析を行う。また同介護事業の効果
及び課題を利用者とサービス提供者各々の視点から分析、今後の事業構造転換の可能性に関するデータを得た。 |
効率的な在宅介護サービスの安定的供給に関する調査研究事業 |
民間事業者の在宅介護サービスの実態についてタイムスタディを実施し介護業務を、財務諸表等から経営面
を把握・分析し、効果的なサービス提供方法及び経営面での改善について検討した。 |
在宅介護サービス事業におけるケース管理業務支援システム活用研究開発事業 |
利用者の特性に応じた適切なケア内容及び人材の検索、個別
のケース管理、ケア記録の管理、料金の支払い請求業務などのシステム化、管理業務の簡素化、サービス従事者の負担軽減、事業の効率化を図るために開発された支援システムをモニター。同時に業界の現状を分析し、導入活用の可能性を探った。 |
老後の生活資源としての高齢者の資産活用及び意識の実態に関する研究事業 |
リバースモーゲージのしくみについて、意識及びニーズ調査を行いその結果
をもとに、商品モデルの設計及び事業化の総合シミュレーションを実施した。
|
シルバーサービスに関する調査研究事業−1「WAC4点施設を拠点とする在宅
サービス供給の在り方」 |
WAC法により整備される施設がその機能を地域に開放し、地域の他の機能と融合していくための条件や、施設整備が地域におよぼす影響について調査研究した。 |
シルバーサービスに関する調査研究事業−2「生きがい関連サービスの研究」 |
余暇関連サービスの中でも、教養、技能、趣味など広範囲な内容の講座を提供しているカルチャー分野の事業展開の実態についてアンケート調査を行った。 |
高齢者介護機器等普及広報事業 |
高齢者介護機器等の普及を図る観点から、介護実習・普及センター等の展示場を活用、保健婦など介護の指導的立場にある人材への福祉機器活用研修会、機器のモニターレンタルなど、モデル事業の実施等展示支援を行った。 |
福祉機器の供給システムの整備に関する調査研究事業 |
機器の研究開発から生産、流通
、エンドユーザーに至る供給体制全体を視野に入れ、商品や情報の流れをシステムとして効率化、供給量
の拡大を図り、新規参入を促進するための方策について検討した。 |
高齢者向け福祉用品の普及に関する調査研究事業 |
紙おむつなど福祉用品の普及促進を図るため、紙おむつの利用状況の調査、潜在的需要者数及び市場の推計を行う。また24時間在宅介護における業務分析の中で、紙おむつ使用の介護業務の負担軽減における効果
を分析した。 |
シルバーサービス関連情報の体系化事業 |
在宅サービスから生きがいサービスまで広範囲にわたるシルバーサービス関連情報を収集・整理。これらの情報を体系化し、検索システムを備えたデータベースを構築。さらにCD−ROM化し、広範囲な普及、積極的活用を可能にした。 |
特定民間施設等の事業化支援システムの研究事業 |
WAC事業を推進していく過程で生じる、立地、サービス提供体制、市場動向、行政動向等に関わる問題点と解決の方向性を提示し、豊田WAC事業の事業化手順を一般
化、事業化支援システムとして示した。また、事業化への阻害要因の対応方策をWAC法のスキームの中で整理、実証的に検討した。 |
高齢者の日常生活における「移動」の確保策のあり方に関する研究事業 |
高齢者の外出を支援するための新しい移送システム(固定ルートでリフト付バスを運行)を実証的に評価分析し、高齢者・身体障害者用車両開発の方向性、移送サービスの事業化において参考になる留意点を提示した。 |
老人保健福祉関連施設における経済的評価研究事業 |
「健康長寿のまちづくり事業」の指定を受けた94地域内で整備された施設を101抽出し、周辺地域に及ぼす各種所得効果
、雇用創出効果、人口定着・吸収効果、税収効果等について調査。特定の2地区については周辺の事業者や自治体等の対応策についても検討を加えた。 |
老人保健福祉施設等の設計等のコンサルタント体制に関する研究事業 |
老人保健福祉施設コンサルティング事業推進本部を設置し、コンサルタント体制整備のための検討を行うとともに、個別
案件に対するアドバイス及びコンサルテーションを行った。また、研修会を2回開催し、「老人保健福祉施設建設マニュアル」を周知させることにより、今後整備される施設の質的向上に役立てた。 |
高齢者保健福祉サービス総合展示事業 |
シルバーサービスに対する国民の認知度を高めるとともに、行政施策と民間シルバーサービスの連携のあり方について広く啓発を図ることを目的として開催した。具体的には、介護サービスから生きがい分野にまで及ぶ多様なシルバーサービス・商品を中心に特設コーナーも多様に設けて総合的な展示を行うとともに、一般
向けのシンポジウム及び実務者向けのセミナーを同時に開催した。 |
高齢者福祉広報普及事業 |
老人保健福祉に関する広報普及資料を企業・振興組織・介護実習普及センター等に配布し、行政施策等に関する知識の普及を図った。 |
各地域におけるシルバーサービス振興支援事業 |
シルバーサービス振興組織の設立を目指す3つの県について支援を行い、また既に振興組織等が設立されている1道1府2県についてモデル事業を実施。さらにシルバーサービス地方振興組織の現状整理を目的に、設立経緯から現在の体制、事業内容、現在の課題について明らかにした。 |
シルバーサービス事業者研修事業 |
シルバーサービスに係わる民間事業者の提供するサービスの質的向上並びにシルバーサービスの健全な発展に役立てることを目的として研修会を実施した。 |
シルバーサービス情報収集提供事業 |
良質なシルバーサービスの供給主体に関する情報を継続的に提供していくことを目的として既存データの更新を行い、WHIS
NETシステムを通じ、全国の高齢者総合センターへの情報提供を行った。 |
シルバーサービス情報誌発行事業 |
情報誌「シルバーサービス」を年6回発行した。
(4月・6月・8月・10月・12月・2月) |
健康長寿のまちづくり普及推進モデル調査研究事業 |
健康長寿のまちづくり事業の普及啓発を図ることを目的として次の3つの事業を実施した。
(1)平成5年度基本評価モデルの評価研究
(2)高齢社会にふさわしいまちづくりのモデル研究
(3)第5回全国健康長寿のまちシンポジウムの主催 |
シルバーマーク制度普及及び推進研究事業 |
シルバーマーク制度の一層の普及・定着を図るため、パンフレット・認定事業者の概要及び最新情報を作成し、関係各方面
に配布した。 |
介護支援システム開発研究事業 |
在宅における介護者の負担軽減を図り、要介護者の自立性や快適性を高める観点から、高度な技術を導入した実用的な介護機器の開発研究を行った。
なお、平成6年度は、開発中の6案件のうち2案件については実用試作品が完成した。 |
福祉適合基準にかかる調査研究事業 |
シルバーサービス事業の健全な発展、高齢者福祉の増進を目的に、食事宅配事業者にかかる福祉適合基準の策定について、アンケートによる基礎調査を実施した。その結果
として、事業者の実態を把握するとともに、消費者にお利益と円滑な事業運営に資するため、サービスの質の担保の方法を検討した。 |
シルバーサービス関連情報整備事業 |
今後の民間シルバーサービス振興のため、現在自治体が在宅福祉サービスの供給体制についてどのような取り組み意向を持っているのか、また、その構想の中で民間シルバーサービス事業者をどのように位
置付けているのかについて情報収集を行い、その実態や問題点を把握した。 |
健康長寿のまちづくり推進研究調査事業 |
「民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律」にいう特定民間施設に関する問題等について研究調査を行うことにより、「健康長寿のまちづくり事業」の一層の推進を図った。今回の調査研究は特定民間施設計画が進展していない地区を選定し、その阻害要因を除去する方策を検討した。 |