書籍概要

高齢者の生活の質を高め、介護予防を図るためにも福祉用具の導入、住宅改修は欠かせないものです。
本来、このような住宅改修については、利用者の身体的状況や家族などを含めた生活環境全体を見据えた改修が重要になりますが、そうした高齢者にかかわる住宅改修に関する知識、技能、情報が、住宅改修の関係者に広く十分に行きわたっているとはいえない状況です。このような中で、20万円という支給限度額や改修の種別を前提としたパターン化した住宅改修が行われていることや、住宅改修にかかわる苦情も多く寄せられ初めていることなどが指摘されています。
本書は介護保険を活用した具体的事例を豊富に収載し、住宅改修に関する基本的知識と実際を解説することで、介護支援専門員などはもちろん建築関係者にもご活用いただける内容となっています。

■B5判変型・311頁
■定価 4,104円（本体3,800円＋税8%）
編集：社団法人シルバーサービス振興会
発行：中央法規出版株式会社
発行日：平成14年7月20日

目次

第1章  住宅改修の基本的視点
1. 住宅改修の目的と必要性
2. 介護保険における住宅改修ーその課題

第2章  住宅改修の基本技術
1. 住宅改修の基本的な考え方
2. 部位別住宅改修の基本技術
3. 部屋別住宅改修の基本技術

第3章  住宅改修事例
1. 利用者の生活からとらえた事例
2. 部屋別にみた事例

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