外国人技能実習制度における介護技能実習評価試験 一般社団法人シルバーサービス振興会

2018年度 調査研究事業

1.社会福祉推進事業

介護技能実習評価試験における試験評価者の資質向上のための総合的な支援ツールの開発に関する調査研究事業

介護職種の技能実習生を受入れる実習実施者は、高齢者向けの事業所・施設、障害者向けの事業所・施設から、病院に至るまで多岐にわたり、また、全国に存在していることから、「介護技能実習評価試験」では、技能実習生が勤務する事業所・施設へ「試験評価者」が訪問し、実技試験や学科試験を実施する方式が採用されている。そして、その試験評価者は、「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」の「評価者(アセッサー)」資格を有する者を対象とした、介護技能実習評価試験の「試験評価者養成講習」を受講し、これを修了した者としているところである。試験の円滑な運営から、試験評価者は全国に万遍なく配置することとしているが、試験は随時実施されることから、試験評価結果の公平性、均質性を確保すること、試験評価者の資質を向上させることなど、継続的に試験評価者への支援を行う必要がある。

本調査研究事業は、試験実施機関が実施した試験評価者養成講習及びこの受講修了者(試験評価者)を対象としたカリキュラムや研修内容の検証・分析を行うとともに、eラーニング等の活用など試験評価者の資質向上のための総合的な支援ツールを開発するため、対象者へのアンケート調査・ヒアリング調査等を実施し、これらの結果等を基に、より効率的・効果的かつ継続的に試験評価者の資質の維持・向上を図れるシステムの構築に向けた検討を行った。


介護技能実習評価試験における試験評価者の資質向上のための総合的な支援ツールの開発に関する調査研究事業 報告書

技能実習制度(介護職種)入国後講習用教材

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